喜多院慈眼堂 (撮影:2005-7) 喜多院慈眼堂 (撮影:2005-7)
       
       
       
       
    埼玉県の重要文化財建造物     2018-1-15 現在
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番号・名称 年 代   構造等
18 喜多院
慈眼堂
正保2年
(1645)
桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、背面一間通庇付、本瓦葺
特徴等
喜多院は、平安時代、淳和天皇の勅により天長7年(830)慈覚大師円仁により創建された勅願寺・無量寿寺の一子院 (北院=仏像院) であったが、慶長4年(1599)に天海僧正が住職となり、その後家康の厚い信任を得て寺観を整えていった。しかし、寛永15年(1638)の川越大火で山門以外の堂宇はすべて消失し、現在の建物はその後に再建されたものである。庫裡、客殿、書院、慈眼堂、鐘楼門及び山門が重要文化財に指定されている。
慈眼堂 (じがんどう) は宝形造、本瓦葺の三間堂で,境内の小高い丘に建っている。正保2年(1645)に徳川家光公の命により慈眼大師天海をまつるために建てられ、厨子に入った天海僧正の木像が安置されている。
参考資料:現地の説明板(埼玉県教育委員会/川越市教育委員会)/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社) /国指定文化財等DB(文化庁)
2007-1-16
喜多院慈眼堂 (撮影:2005-7) 喜多院慈眼堂 (撮影:2005-7)
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